知的資産経営と初めての出会い
知的資産経営報告書を初めて読んだ時、こんなグダグダの自社自慢のような書類を誰が読むのかと思った。読んでいて面白くなかった。
新しい分野を探していたが、これは意味がないなと感じた。
それでも、そもそも知的資産経営支援とは、何をしようとしているのか、自分が目指しているのは経営支援だ。
つまりどこかの専門家や行政機関が作ったひな形に当てはめて、書類を作ることじゃない。クライアントにベネフィットをもたらすものであれば、どんな様式でも構わないはずだ。そう思った。
ネット上には、多くの知的資産経営報告書が公開されている。これをとにかく全部(全ページ)読んでみよう。
次々にダウンロードすると、320件以上になった、薄いものから多くのページ数あるものもある。
定型的な書式であったり、ただのワープロベタ打ちというのもあった。それでも、全部読み、面白い(興味深い・参考にしたい)と感じたところにアンダーラインを引いた。
こうしたことを通じて感じたことは、知的資産経営の考え方は、個人の生活でも、個人事業主でも、大きな企業でも利用できる。